特定医療法人 杏仁会 神野病院
家で過ごしていても一向に「休養をとる」ことができず、悪い方へ悪い方へと進んでいってしまう。そのような時、私たちは入院して「休養をとる」ことをお勧めしています。
「休養をとる」ことは何よりの治療です。
「死んでしまいたい」気持ちがどうしても抑えられない。そのような時、私たちは入院して治療することを強くお勧めしています。
病気によって「死んでしまいたい」という気持ちが、あなたの本当の気持ちとは別のところから湧きあがって来てしまうことがあるからです。
物忘れが進んでしまい、様々な葛藤や環境的な影響、身体状態などによって落ち着かず、混乱した状態が続く。そして外来治療では難しい時、私たちは入院して治療することをお勧めしています。
ただし、長期入院は認知機能や身体機能の衰えに繋がりかねませんので、できる限り早く安心して過ごせる場所への退院を目指します。
病状が重くなった時、あなた自身があなた自身のことをきちんと決めることが難しく、回復への道を自ら閉ざしてしまう。そのような場面が残念ながらあります。そのような時、私たちは責任ある医療者として入院治療を強くお勧めしています。
あなた自身があなた自身のことを決めていけるあなたであって欲しい。
あなたができれば入院することなく、たとえもし入院となったとしても、1日でも早く回復し、新たな日々の暮らしの中へ安心して戻って行って欲しい。
私たちは日々そのように願い、あなたの役に立ちたいとここにいます。
一人で頑張りすぎず、まずは相談から始めてみませんか。